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Archive for the ‘長崎市の路面電車’ Category

長崎電鉄・路面電車1

火曜日, 9月 10th, 2013

Nagasaki Electric Tramway 2009年撮影

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3000形。平成15年~18年製造低床車。電停と乗降口の段差は約7cm。

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500形。昭和41年製造。車体は長崎電鉄で製造。台車と電装機器は大阪市から譲り受ける。長崎では、不要になった各地の電車が走っています。

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右の車両は1800形。平成12年製造。台車は西鉄から譲り受ける。中央の「十八カード」の広告はまだ許容範囲内です。

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左の車両は500形。長崎駅前にある「ぜに屋本店」(質屋業)のラッピングカーです。
右の車両は360形。1960年代の製造。形も色も、もっともオーソドックスな、長崎電鉄らしい車両です。

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こちらは「チキンラーメン」のラッピングカー。初めて出現したときはびっくり。観光長崎というのに、イメージダウンでは、と見過ごせない気がしたものです。
よくよく考えてみれば、運賃はどこまで行っても一律100円。方向変換で乗り換えてもOKです。およそ25年もの間、値上げはありませんでした。中吊り広告に加えて、最後はなりふり構わずラッピングで稼ぎました。100円維持のための苦肉の策です、きっと。
撮影したのは2009年春。ここまでが限界でした。その年の秋、いっきに2割の値上げで運賃は120円になりました。でも苦情を言う人はいなかったと思います。年があけて長崎を訪れた時に初めて値上げを知り、本当にご苦労様でした、と思いました。

長崎電鉄・路面電車2

火曜日, 9月 10th, 2013

Nagasaki Electric Tramway 2010年撮影

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300形。1953年製造。長崎電鉄の主力車両。

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右は1200形車両。1982年製造。長崎電気軌道ではこの車両以後、1800形までの間、新車は車体のみ新造して台車・機器は廃車車両や予備部品から流用する手法を採用した。(wikiより)
左のオレンジ色は300形。運転席の窓が3列に分かれています。

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1200形側面。
電車の走る町で20年あまり暮らしました。生活していた間は気づかなかったけど、よそでは味わえないスローライフです。忙しいときには、ゆっくりすぎる気がしますが、それでも優先軌道を走ります。運転手さんも乗っている人もセカセカしないのです。修学旅行や観光客でギュウギュウづめになっても、通勤電車のように殺気がありません。それに、ちょっとした会話から親切ができると、とっても嬉しくなります。
町を離れてからこんなことに気づくなんて~そんなものかもしれません。