la gare de l’Est
LGVエスト線
LGV東ヨーロッパ線（LGV Est européenne,ligne nouvelle 6,LN6）は、LGV東線（LGV Est）と略されることもあります。両端で在来線に乗り入れ、パリ（パリ東駅）などフランス各地とフランス東部、ドイツ南部、ルクセンブルク、スイスを結んでいます。
2007年に開業してからは、パリ東駅とランス駅の間はTGVで45分でいけるようになりました
一等車と二等車があります。それにTGVでは、ビュッフェBARのついた車両もあります。食堂車はなし。車内販売もあると聞いていましたが、見かけませんでした。二等車しかないローカル線は、TGVのような快適さはありませんが、周りの人は親切でした。ただし言葉の壁が大きい。
Passengers.これからぼくたちも乗車する。
La gare de l’Est SNCF TGV Duplex
フランス国鉄TGV Sud-Est。gare de l’Est で撮影。
10両編成。最高時速270キロ。フランスの高速列車TGV用にアルストムが製造し、フランス国鉄 (SNCF) が運用を行っている動力集中方式の高速鉄道車両 (electric multiple unit) である。
TGV Sud-Est は、TGVのうち最初に製造された。１９８１年運行開始。８両編成。全長２００メートル。最高時速３００キロ。スイスへ運行。
TGV Atlantique は第２世代のTGV。１０両編成。全長２３７メートル。１９８９年から運行開始。２００５年以来、ラクロワのデザインで改装されている。
TGV Reseau （レゾ）はTGV Atlantic 編成をベースに１９９２年から設計されたもの。８両編成。全長２００メートル。最高時速３２０キロ。ベルギー、イタリアへ運行中。１９９３年から運行開始。２００６年から改装。
TGV Duplex は動力集中方式高速鉄道車両。１９９６年から南東線系統で運行を開始。LGV地中海線を走っている。８両編成。全長２００メートル。
Pos TGV Estは、LGV東ヨーロッパ線からドイツ鉄道 (DB) ・スイス連邦鉄道（スイス国鉄）方面への直通国際列車の運行を目的に開発され、2006年から2007年にかけて導入された。全長１８７メートル。
各車両名の最初の数字は、TGVが所有する車両数です。毎日の列車運行本数は454。年間５億３０００万キロを走行。最高速度３２０キロ。製造はアルストム社。
SNCF TGV
携帯はスリープにして、の意でしょう。何ともユーモラス。
France SNCF フランス国有鉄道
TGV地中海線を走るLGV。
右端はTGV Reseau4527。
Gare de Aix-En-Provence.
陽炎のように熱気を漂わせて入ってくる列車は、圧巻です。
Gare de Aix-En-Provence.
エクサンプロヴァンスTGV駅は、エクスの街から車で30分ほどかかります。駅の表側は待合室やショップもありますが、裏手はすぐに野原の駐車場になっていて、プラットフォームへそのまま入れます。
列車の案内放送は、停車駅名を短く伝えるだけなので、聞き取れなくて困りました。一つ停まって発車するたびに、「次の停車駅は〇〇です。お忘れ物のないように、ご注意ください。」など、思いやりすぎる放送もありません。目的地に何時に着く予定か確かめておきました。
France . Gare de Aix-En-Provence. LGV st.エクサンプロヴァンス駅
A TGV Duplex trainset 2階建て車両。No.259
TGVがその性能を発揮し高速走行が可能な専用軌道はLGV（Ligne à Grande Vitesse）と呼ばれます。都市部では在来線を走り、新線建設費用を節約しています。市街地を出ると、専用の高速路線を走っています。ターミナル駅は在来線と共通の場合が多いのですが、途中は新設の駅もあります。これはLGV地中海線の列車。パリからリヨンを通り、マルセイユまで行きます。
シャルル・ド・ゴール国際空港は国内航空へ乗り換えもできますが、そのままTGVの駅に直結し、鉄道の乗り継ぎにも便利です。国内の路線網だけでなく、ベルギーやスイス、ドイツにも乗り入れています。しかも速い。
TGV専用のLGV駅は、直線距離を長く保つためか、市街地を通らずに建設されています。ここエクサンプロヴァンスも同様に市街には在来線が通り、TGV駅までは、ローカル線はなく、定額料金のタクシーを使いました。
アヴィニヨンで夜10時過ぎに下車したときは、町から遠く離れていて、路線バスは終了。下車するときは、タクシーの予約をしたほうが安心です。駅前の明かりは少なく、見渡す限りの駐車場。人気の消えた時間に待つのは、不安になりました。
これは駅の表側と裏とを結ぶ跨線橋から撮影。３階くらいの高さがあります。頑丈な鉄骨製で、電車が通っても揺れません。
パンタグラフは２か所。高速走行中は後方のものだけを使用。
GARE MONTPARNASSE
ノルマンディーやブルターニュ行の列車はこの駅から出発します。
