CELLAR'S DIARY

特急車両　2100系 Snow Monkey「スノーモンキー」（元JR東日本253系　成田エクスプレス）
Nagaden

特急「スノーモンキー」の名は、終点の湯田中にある地獄谷野猿公苑から名づけられました。雪の降る中で温泉を楽しむサルで有名です。成田エクスプレスとして走っていた車両が長野電鉄では、最新鋭の車両です。東京成田間を乗るとおよそ3000円でした。ここでは、信じられないことに、100円の特急料金の追加で乗ることができます。

Nagaden
特急車両　1000系　「ゆけむり」　（元小田急電鉄10000形HiSE）

小田急線から無償で譲り受けました。特急料金が100円で格安です。小田急の現役車両と比べると、多少古くなっていますが、それでも展望車のついたロマンスカーだったので、一番前に乗れたら最高です。

手前の車両は「ゆけむり」。後方のはスノーモンキー。

Nagaden

3500系（元営団地下鉄3000系）。このときは須坂と信州中野間を運行していました。2012年撮影。信州中野までは本数が多いのですが、湯田中まで行くのは半数以下です。ただし、名湯といわれる湯田中だけあって、特急は通っています。

これも同じ3500系。現在は、8500系がとって変わり、あまり使われていない様子。長野電鉄では、払下げになった車両がよく再利用されています。8500系は、1970年代に、東横線で走っていました。ステンレスの車両を初めて見たときは、まるで流し台が走っているようでした。

左にあるのは、車両を移動させるときに使われるモーターカーです。入れ替え機関車は馬力があって大型ですが、これは箱型で小ぶりです。

Nagaden　2000系

撮影は2012年（平成24年9月）。実はこの2000系は、同年3月に引退しています。というので、残念ながら、ヘッドマークが外されていました。中古払下げの多い中で、記念すべき、長野電鉄のオリジナル電車です。だから特別扱いされて、小布施駅の「ながでん広場」に屋根付きで展示されていました。鉄道記念館があったら、ぜひ残してほしい車両です。残念ながら、国鉄やJRの記念館はあっても、私鉄はなかなかそこまでのことは難しい。

Nagaden　Obuse st.

長野のプラットホームは地下にあります。善光寺まではまだまだ地下鉄です。しばらくすると千曲川を渡りました。ここ小布施は栗と羊羹の街。