SNCFｰ115055 BB15000形電気機関車 La gare de L’Est エスト駅で撮影。15000クラス。
こんな機関車に出会えるから、旅をする甲斐があるというものです。時間に余裕がなくて、パンタグラフが写っていないなんて、後悔してもしきれない。
wikiより 交流電気機関車であるBB15000形は、”Jacquemin”タイプの交流電気機関車であるBB16000形の後継機として、1971年～1978年に65両（BB15001-BB15065）が製造された。パンタグラフはシングルアーム形のものを1基だけ搭載している。
”AC”は交流のこと。 フランス国鉄の電気機関車はアルストム社製造。ゲンコツスタイル。直流用はBB7200形、交流用はBB15000形、交直流用はBB22200形と呼ばれる。なお、これらの系列で最初に製造されたのはBB15000形で、1971年からの製造である。残りの2系列は1976年から製造された。
Epernay
Epernay は、TER Valee de la Marne ヴァレ・ド・ラ・マルヌの路線駅。シャンパーニュ地方を流れるマルヌ川は、V字谷を作り、マルヌ渓谷と呼ばれます。
Chateau-Thierry,Dormaｎs, Epernay, Chalons-en-Champagne ,Snaint-Dizierなど。
マルヌ渓谷に沿ってブドウ畑が連なり、シャンパンの名産地が並んでいます。Epernay には、Moet の本社があります。
Epernay から乗車した TERですが、自転車も乗せられるらしい。２等車、禁煙。
シャトーティエリー駅は、トランシリアン・パリ・エスト線のターミナル駅でもあります。駅の裏手には、ワインの倉庫が並んでいるのが見えました。
Transilienは、TERやTGVと同様のSNCFの一つ。モンパルナスやリヨンなど大きな駅には、トランシリアン用の専用ホームがあり、近郊通勤用列車が出ています。
La gare de Epernay エペルニ駅にて
田園のラッピング電車。青い空と、緑のぶどう畑と、黄色はたぶん菜の花畑。子供が赤い風船を持っています。企業の広告塔ではありませんが、地域特産品のために、シャンパーニュ地方をイメージしているようでした。
カンフーパンダの映画広告あり。
SNCF X73659 ローカル線。la gare de Reims ランス駅にて。Voie normale − Autorails 近郊線普通車両。
ランスからエペルニまでなだらかなぶどう畑の丘陵を走ります。TGVのような洗練された快適さはありませんが、ローカル線は地元の生活を味わえる場所。なかなか奥へ進まないと、女性の車掌さんが、大きな声でせきたてました。場所を譲り合うに迷惑そうな人、好意的なひと、さまざま。混み合って、お互いに無関心では過ごせない。心情もじかに伝わってきます。
Region Champagne Ardenne。ローカル線。ロンバルディア製。
シャンパーニュ・アルデンヌ地域圏は、フランス北東部にあり、オーブ、アルデンヌ、オートマルヌ、マルヌの4県で構成される。シャンパンの生産地として、その名を知られている。
la gare de Reims ランス駅にて
車体には、”avec la region 1e TER change d’allure”の文字。
LRT Reims tram stop. ランスの路面電車停留所。
ランスは、シャンパーニュ地方最大の都市であるが、およそ徒歩で回ることもできる。この電停付近には、フランス国王の聖別戴冠式が行われたノートルダム大聖堂やオペラ座がある。
こちらは市内の路線バス。
Reims LRT ランスのトラム。
ライトレールトランジット（Light rail transit, LRT ）ランスでは、2011年にライトレールが開業し、真新しい電車が走っています。路面給電方式で、架線がありません。ただし、世界遺産大聖堂付近を含む都心だけに限定です。
ランス駅前始発。緑で囲まれた公園になっていて、ローマ時代のマルス門が見えます。
車体側面に運営会社”CITURA”の文字。全面には Reimsmtropole（ランスメトロポール）自治体名があります。
モータリゼーションが進んで、路面電車は撤去されていましたが、近年少しずつ増え始めて、フランス国内では2013年で27都市に建設されているとのことです。
la gare de Reims ランス駅
ランスはシャンパンを生業としている町。緑豊かに美しいことと、財力豊かなことにびっくり。日本人で有名なのは藤田嗣治。晩年をこの町で過ごし、教会の壁画を描いています。
la gare de l’Est
LGVエスト線
LGV東ヨーロッパ線（LGV Est européenne,ligne nouvelle 6,LN6）は、LGV東線（LGV Est）と略されることもあります。両端で在来線に乗り入れ、パリ（パリ東駅）などフランス各地とフランス東部、ドイツ南部、ルクセンブルク、スイスを結んでいます。
2007年に開業してからは、パリ東駅とランス駅の間はTGVで45分でいけるようになりました
一等車と二等車があります。それにTGVでは、ビュッフェBARのついた車両もあります。食堂車はなし。車内販売もあると聞いていましたが、見かけませんでした。二等車しかないローカル線は、TGVのような快適さはありませんが、周りの人は親切でした。ただし言葉の壁が大きい。
Passengers.これからぼくたちも乗車する。