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Archive for the ‘大牟田炭鉱電車OmutaCoaltrain’ Category

炭鉱電車・1号機

木曜日, 8月 22nd, 2013

Coal mine electric locomotive

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電気機関車。1号機。現在は大牟田市により、その他の電気機関車とともに産業遺産としての価値が認められました。三井の工場敷地内に幌をかぶせて保存されています。

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毎年11月3日に一般公開され、大牟田駅から炭鉱の遺産を回遊するバスが、およそ20分おきに出ます。朝は10時くらいから夕方まで。

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明治44年製造。ジーメンス社製。

炭鉱電車・5号機

木曜日, 8月 22nd, 2013

Coal mine electric locomotive

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15トン級B形5号電気機関車。(静態保存)明治41年アメリカのジェネラル・エレクトリック社製。国内に現存する最古級の電気機関車として貴重な存在。(大牟田市資料)
ジェネラル・エレクトリック社といえば、ED11形式電気機関車の輸入元です。これは大正12年輸入ですから、この炭鉱電車はそれより15年も前に日本へやってきたことになります。

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ぐるりと回ってみますが、ドアが見当たりません。最初から出入り口が作られていないので、窓を開けて入ります。

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他の車両と比べて車高が低いため、通常のパンタグラフでは、架線までの高さが足りません。左奥の車両は1号機シーメンス社製。撮影は大牟田市にある電化大牟田工場敷地内。

炭鉱電車・17号機

木曜日, 8月 22nd, 2013

Coal mine electric locomotive

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製造は東芝ですが、書いてありません。45t。撮影は大牟田市にある電化大牟田工場敷地内。

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毎年公開される11月3日には、ドアが開いていて、運転台へ上ることができます。上がるのはまだいいのですが、車高がかなり高いので梯子段を降りるときには苦労します。

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これとほぼ同じ型の電気機関車が、毎朝、三井東圧の引き込み線のある大牟田市旭町の踏切から出て国道208号線を横切ります。現役で稼働している炭鉱電車です。遮断機があり信号もついていますが、朝以外はめったに通ることはありません。工場敷地から鹿児島本線の引き込み線まで牽引したあと、JRの電気機関車かディーゼル車に渡すようです。

炭鉱電車・5号機20t

木曜日, 8月 22nd, 2013

Coal mine electric locomotive

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撮影は大牟田市にある電化大牟田工場敷地内。

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1号機をコピーして国内で製造された電気機関車です。5号機とありますが、GE社の5号機とは型番が異なります。 三井の炭鉱でしたが、最初の電気機関車の製造は長崎の三菱に依頼されています。

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側面の三井のロゴの隣に、くっきりと「MISTUBISHI」の文字。一号機に「SIEMENS」とあるのに倣ったのでしょう。できるだけ大きく書きたくなる気持ちがわからないでもありません。三井としてはあまり愉快ではないかもしれません。のちに三池製作所で製造されるようになりました。