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スハ43形客車

SCMAGLEV and Railway Park/ suha43

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戦後に新設計され、従来車両に比べて著しく居住性が改善された3等客車。とあります。内部に見とれて不覚にも、外観を撮影するのを忘れました。

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従来の客車よりもシート間隔を15ミリ拡大。天井灯は従来方式の一列から二列として車内が明るくなった。このほか窓側座席へのひじ掛けの新設。通路側座席への頭もたれの新設など。製造年1954年新潟鐵工。

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窓のカーテンは、従来の鎧戸式から巻き上げ式に変化。上着かけのフックもあります。狭いスペースに膝を突き合わせると、袖触れ合うも他生の縁というのか、長時間たつうちに、プライバシーがどんどん露見していきました。新幹線になって、所要時間が短縮され、外の景色はあまり見えない。乗客は貴重な時間を、午睡や携帯などで有効活用し、隣人と話すことがすくなくなりました。
昭和10年代に九州から上京する列車には、窓に鎧戸がついていて、岡山付近を通過するときには閉めるようにと指示があったそうです。おそらく軍需工場があったのだろうけど見たことがない、と昔話を聞きました。

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洗面所では水とお湯が出るように書いてあります。実際にお湯が使えたかどうか記憶にありません。盆正月の帰省シーズンには、このあたりも一晩中立つ人で混雑しました。

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