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弁慶号機関車(7100形式)

Benkei Steam Locomotive( Class 7100)
1880年(明治13)開業の北海道最初の鉄道、幌内鉄道で、初めて使われた蒸気機関車。1884(明治17)年までに胴形式を8両輸入。1958年鉄道記念物に指定される。
・アメリカから最初に輸入された2両の機関車は、「義経」「弁慶」と命名された。
・「カウキャッチャー」「ダイヤモンドスタック」「大型ヘッドライト」「ベル」などアメリカ風の装備。
※「カウキャッチャー」とは、牛などをできるだけ傷つけずに、すくうように受け止めて、左右に跳ね飛ばすための犂またはバンパー状の金属部品である。捕まえるためのものではない。
※「ダイヤモンドスタック」とは、薪も燃料にできる火の粉止めつき煙突。
・「テンダー式」で長距離走行が可能。
・当時最新技術の「空気ブレーキ」を装備。

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wikiより
1889年12月10日、幌内鉄道は北海道炭礦鉄道に払下げられた。北海道炭礦鉄道では、本形に対し煙室の延長やダイヤモンド形煙突のパイプ形への交換、カウキャッチャーの撤去などの改造が行なわれ、原形が損なわれていった。その後、営業列車に使用されることはほとんどなく、主に建設工事や除雪用に使われていたようである。
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現在、展示されているのは、輸入当時の姿に復元されています。
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弁慶号の銘板。
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