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善光号機関車(国鉄1290形式)

Zenko Steam Locomotive ( Class 1290)
案内版より
日本鉄道上野~熊谷間の建設工事に使われた機関車で、現在の埼玉県川口市善光寺付近の荒川河川敷で陸揚げされたため命名。
・当時イギリスで使われていたインサイドシリンダー、サドルタンクを採用。
・阪神間越道建設用に2両(1873年)、日本鉄道建設用に1両(1881年)輸入された。
・1959年鉄道記念物に指定される。
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善光号は、インサイドシリンダーが目視できるように、階段で床下へ降りてゆき、機関車の底面から眺められるようになっています。

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インサイトシリンダーの特徴は、台枠の内側に動力を生み出すシリンダーがあることです。通常は側面にあります。頭上に1組のシリンダーと弁装置(バルブギアー)が見えます。この仕組みをインサイドシリンダーと呼び、シリンダーが外側にある方式に比べ振動が少なく、小型かに有利です。その反面、構造が複雑で、点検作業が難しくなる欠点があります。

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