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京都梅小路機関車館・8620形8630号機

Kyoto Umekoji SL Museum

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1914年から1929年の間に687両が製造された当時を代表する旅客用機関車です。9600形とともに日本が最初に量産したもので、貨物列車もけん引できる万能の機関車でした。これは関東地区で活躍していたもので走行距離は323万キロになります。(梅小路のHPより)

この機関車で注目したいのは、ボイラーの上に取り付けられた鐘です。汽車に付いている鐘なんて、遊園地の機関車か、西部開拓使時代の映画でしか見たことがありません。大正ヒトケタに製造。まだ戦争の影がなく、遊び心のある時代が感じられます。

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1914年(大正3年)製造。動輪直径1600mm。最大出力759ps。最大運転速度90km/h。
代表的なテンダー式で、機関車が長い炭水車を牽いています。給水、給炭せずに長い距離を移動できます。西部劇もこうでなくては、途中で燃料が費えてしまいます。幌馬車隊は馬だけが頼り。よくそんな向う見ずなことができたものです。らくだで砂漠を渡ろうと言われるより、いいかもしれない。日本でも給水給炭地点が近い路線があります。機関車の燃費がかかり、小さくて乗せる燃料も少なかったのでしょう。

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