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Archive for the ‘SL・京都梅小路機関車館Kyoto’ Category

京都梅小路機関車館・C61形2号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Kyoto Umekoji SL Museum

0152

1947年から1949年の間に33両が製造された大型の旅客用機関車です。ボイラーと一部の部品はD51形のものが流用され、乗務員の投炭作業を軽減するため自動給炭装置がはじめて採用され、特急列車などをけん引しました。(梅小路のHPより)

0133

1948年三菱重工製造。動輪直径1750mm。最大運転速度100km/h。

0164

京都梅小路機関車館・C59形164号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Kyoto Umekoji SL Museum

0121

1941年から1947年の間にC53形の後継機として173両が製造された完成度の高い大型の旅客用機関車です。東海道本線の電化まで「つばめ」「かもめ」「さくら」などの特急列車をけん引して人気のあった機関車のひとつです。(梅小路HPより)

1946年日立製作所製造。動輪直径1750mm。最大運転速度100km/h。戦後は日立製作所や三菱重工が機関車製造を開始します。3シリンダーのC53がトラブル続きだったことから、2つのシリンダー構造へ戻されて、走行も安定します。大型旅客機関車として、このC59とC53は、対照的な運命をたどります。

京都梅小路機関車館・C58形1号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Kyoto Umekoji SL Museum

0127

1938年から1947年の間に427両が製造された中型の客貨兼用の機関車です。ローカル線の主役として活躍しました。(梅小路HPより)
1938年汽車製造。動輪直径1520mm。最高運転速度100km/h。煙突へ通じる通気口が残っています。取り外された箇所も多い。

0126

静態保存。菊の御紋と鳳凰がつけられています。お召列車ではこれに加えて日章旗を交差させて正面に飾り付けました。しかし、この1号機は大宮や北見に所属して貨物列車専用であり、実際にお召列車となったのは別の同型機です。
2013年、お召列車を運転した経験を持つ元運転士のかたに会いました。昭和天皇をお乗せしたのはもう50年以上昔と振り返り、当時の緊張した思いや周囲の人々の反応を語られました。すでに現役を引退され、今は、岡山県津山市の機関庫にある鉄道資料館で、ボランティアガイドをしておられます。

京都梅小路機関車館・C56形160号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Umekoji SL Museum

0135

1935年から42年の間に164両が製造された小型の客貨兼用の機関車です。軽快なその姿から「ポニー」の愛称で呼ばれる人気の機関車です。(梅小路のHPより)

この時は補修点検中で残念なことでした。後ろ姿を撮影。川崎車輛製造。動輪直径は1400mmと小さい。592馬力。最大運転速度は75km。おそらく、ビニールををかぶせてあるポールが、ビームジャッキと呼ばれるもので、台車と車輛を分離して持ち上げます。持ち上げたところを天井のクレーンで移動させます。

京都梅小路機関車館・C55形1号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Kyoto Umekoji SL Museum

0128

1935年から1937年の間に62両が製造された中型の旅客用機関車で、C51形の改良形です。当館の機関車は、苗穂や小樽などに所属していたもので走行距離は322万キロになります。(梅小路HPより)製造は川崎車輛。1935年製造。動輪直径1750mm。最大運転速度100km/h

京都梅小路機関車館・C53形45号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Kyoro Umekoji SL Museum

0120

1928年から1930年の間に97両が製造された、国産で唯一の3シリンダーを持つ大型の旅客用機関車です。東海道・山陽本線の特急から普通列車まで幅広く使われました。1950年廃車。(梅小路HPより)
製造所は汽車製造。1928年製造。動輪直径1750mm。最大運転速度100km/h。廃車されたあと、1961年に復元、大阪の交通科学博物館に展示されていましたが、1972年、梅小路開館で移されました。動輪数3。静態保存。

1928年、3気筒エンジンが初めて製造されましたが、構造が複雑で、設計そのものも技術の理解が不十分だったということです。トラブルが多く、お召列車や、客車・燕の牽引にはC51が使われています。1930年には脱線事故あり。1940年代に入り、2気筒のC59へと変わっていきます。大型蒸気機関車の中でも、廃車になったのは最も早く、1948年から50年。

京都梅小路機関車館・C51形239号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Kyoto Umekoji SL Museum

0119

1919年から1928年の間に289両が製造された中型の旅客用機関車で、特急「つばめ」号やお召列車をけん引したことでも有名です。品川に新製配置された後、直江津や新津に所属していました。(梅小路HPより)1927年汽車製造で製造。動輪直径1750mm。

動輪の直径が大きくなったのはこの機関車が最初です。C51の”C”とは、動輪が3つあることを示します。

京都梅小路機関車館・C11形64号機

金曜日, 9月 20th, 2013

Umekoji SL Museum

0190

1932年から47年の間に381両が製造されました。小型のタンク機関車です。ローカル線の旅客、貨物列車の牽引、貨車等の入れ替えに活躍しました。(梅小路HPより)

転車台の右奥にあるのがC11です。タンク型機関車とは珍しい、気づいていたら、もっと十分に撮影するのでした。

0191

京都梅小路機関車館・動輪の形

金曜日, 9月 20th, 2013

Umekoji SL Museum

0087

右はスポーク動輪。走行上で性能は同じですが、細いために長期使用されて変形することがあるとのこと。蒸気機関車で改良されたのが左のボックス動輪です。ただしスポークのほうが通気性がよい、軽い、などの理由で自転車、オートバイ、自動車に使われています。重い車体の場合は問題がありませんが、たとえば自転車がボックス式だったら、風の抵抗も大きく、横風をうけて倒れやすくなります。

0172

左の機関車はC62。ボックス動輪(昭和23年1948製)。右の機関車は8620形。スポーク動輪(大正3年1914製)。2011年撮影