大阪・船場ビル


大正13年9月起工。大阪市中央区淡路町2-5-8
敷地面積264坪。建築面積1102坪。地下1階、地上4階、塔屋1層。
耐震耐火鉄筋コンクリート煉瓦後方。西洋建築。1階にパティオ風中庭を有し、床は煉瓦敷4階まで吹き抜け。
向かって右となりに革製品の雑貨店があります。これも見逃せない。コードバンの美しい艶も、見切り品は買いやすくなっています。


船場ビルディングは三休橋筋拡張を機に大正14年10月(1925年)に竣工致しました。 当時、オフィスと住宅をあわせもつ大変にユニークで革新的なビルとして注目を集め、同時に船場という所柄、 装飾性のみでなく、トラックや荷馬車などを引き込むのに便利な機能性を重んじた設計が大きな特徴となっています。 これはすでに今日でいうところの住環境を整え美化するという考えに至っていた欧米の手法をいち早く採り入れた桃谷政次郎翁を はじめとする経営首脳の先見性に依るもので、さらに船場という土地柄を考慮に入れ、 船場ビルディング独自のスタイルを つくりあげたのです。

大阪のレトロビルにはそれぞれに郵便受けがありますが、ここは格別。長すぎるエントランスはこのためにあります。