松濤園

柳川といえばうなぎのせいろ蒸し、さらにこちらでは有明海独特の魚や貝類の郷土料理を味わうことができます。外海の波に鍛えられた魚とは異なり、好き好きありますが、それでもメニューから消えることなく残っています。フランス料理では「舌平目」と呼ばれておしゃれな魚も、ここでは「クッゾコ」と茶色の煮付けに変わります。しかも本当のファンんは、赤シタではなく、黒シタが人気です。

真宗大谷派田中山 眞勝寺

本殿の地下に、田中吉政公の墓があります。
戦後、これらの勲功が認められて、筑後一国柳川城32万石を与えられ、久留米藩と柳川藩を含む初代筑後国主として柳川城に入城。 柳川城をはじめ、掘割や道路、干拓の整備を早々に進めた。 現在、観光客に楽しまれる川下りのコースは、ほぼその時代に造られたものといわれ 古くから土木・治水の神様として広く尊敬されている。(寺のHPより)

長命寺 2013年

元文2年1737鋤崎に創立され、開祖は覚城普光和尚。 延享3年1746出来町に移転。本尊は不動明王。 明治の神仏分離の際、廃寺となった城内村最勝院の仏に関連する品々は全て長命寺に移された。
2013年に訪れたときは、残念なことに仁王像2体は修復中でした。坊守様からおせんべいを戴きました。六地蔵が数多くあります。

長命寺2018年

仁王像
今回は修復を終え、朱塗りの門に納められていました。新しくなると慣れるまでにどうしても違和感があります。
宝篋印塔
1754年のものとあります。

アサヒ醸造しょうゆ

アサヒしょうゆは長命寺の入口脇にあります。壺はすでに使われていないようですが、5年まえから変わらずここにありました。

鶴味噌醸造

創業明治三年から140年。鶴みそは昔から馴染みのある味です。中の様子を見せていただきました。レンガ造りの並倉の奥は、忙しい作業場だったのですね。事務所というより、帳場といったほうがふさわしい、老舗の落ち着きがありました。

御花

柳川藩主立花家の別邸。宗成時代からの遺産を維持するために、文化財である御花を利用して、一般公開し、料亭旅館、レストランなどの営業によって維持しています。武家の末裔の商法としてユニークな生き方は、マスコミでも特集されました。